ベトナムはインバウンド業界で注目の国の一つ。親日国であること、日本への憧れ・好感度が高いこと、日本語学習率の高さ、訪日人口伸び率No.1、日本での労働者の増加……など、これからのインバウンド対策で見逃せないポイントを多く持っているのがベトナムです。
ベトナム人は世界でもSNS好きとして有名です。どのくらいベトナム人はSNS好きか…ご存じですか?
インバウンドマーケティングで欠かすことのできない、SNS。
ベトナム人に情報を届けるにはベトナムのインターネットとSNS事情を知っておかなくてはなりません。今回は、ベトナム人のインターネットとSNSについてお伝えします。
ベトナムにおけるインターネット利用者は2024年1月時点で約7,844万人。人口の約79.1%がインターネットを利用していることになります。また、インターネット利用者数は2023年1月から2024年1月の1年間で約50万2000人(+0.6%)増加しています。
出典:We Are Social & Meltwater (2024)、「デジタル 2024 ベトナム」
ベトナムのSNSユーザーは2024年1月時点で約7,270万人(総人口の73.3%に相当)が確認されました。2023年初頭から2024年初頭までで650万人(+9.8%)の増加がありました。
2024年初めの時点で、ベトナムの総インターネット人口の92.7%が少なくとも一つのソーシャルメディアプラットフォームを利用してるようです。
ベトナムでのSNS普及は目を見張るものがあります。若い世代が多い国だけあり、新しいものに対する抵抗がなく、どんどん流行を取り入れる風潮があります。
We Are Social & Meltwater (2024)、「デジタル 2024 ベトナム」 の2024年1月発表のデータでは、ベトナム人はインターネットを1日平均6時間18分利用しています。
そのうちSNSに費やす時間は平均2時間25分。SNSはベトナム人にとって生活の中の大きな部分を占めているようです。
ベトナム人のインターネットゴールデンタイムは、19~21時です。
ベトナム人に向けて情報を発信する場合は、この時間帯を狙うのも良いでしょう。日本との時差は2時間です。
1.Facebook
2.zalo
3.TikTok
4.Facebook messenger
5.Instagram
6.telegram
7.X(旧Twitter)
8.Pinterest
出典:We Are Social & Meltwater (2024)、「デジタル 2024 ベトナム」
Facebookはベトナム人の生活に密着しています。それに追随するのがベトナム生まれのメッセンジャーアプリ Zaloです。
Zaloは日本でいうところのLINEのようなアプリです。音声通話、チャット、ライブ配信、近くにいるZaloユーザーとマッチする機能、タイムライン機能やニュースフィードなど、さまざまな機能があります。
1.Facebook
2.TikTok
3.zalo
4.Facebook messenger
5.Instagram
6.X(旧Twitter)
7.telegram
8.Pinterest
出典:We Are Social & Meltwater (2024)、「デジタル 2024 ベトナム」
ベトナム人はSNSが大好き。ベトナム人はインターネット上では非常にオープンであり、SNSでの繋がりを重要視します。
特にFacebookの利用率が高いのがベトナムの特徴です。Facebookは日本とは比較にならないくらい人々の生活に浸透しており、Facebookの友達の数が数百人は当たり前。プライベートでもビジネスでも、まずはFacebookで繋がり、やりとりをFacebook Messengerで行うことが一般的です。
オンラインショッピングや部屋探し、仕事探しや恋人探しもFacebookで行われています。様々な企業・団体・個人が積極的に情報を発信しているため、情報を入手するツールとしても位置が確立されています。
1.TikTok
2.Facebook
3.Youtube
出典:We Are Social & Meltwater (2024)、「デジタル 2024 ベトナム」
ここ近年、ベトナムでの人気は圧倒的に動画。動画文化が若者中心に根付いています。文字を読むよりも瞬間的、感覚的にわかる動画の人気が高く、このランキングからも動画の人気が伺えます。近年のTikTokの伸び率は他のアプリと比べても圧倒的です。
2024年初めの時点でベトナムでは1億6,850万の携帯電話接続が存在しました。それは総人口の169.8%にあたります。1人1台以上のモバイルを利用していることがわかります。
携帯電話の電波(3G,4G,5G)の普及率は96.6%です。
ベトナムでは人口の70%以上が35歳以下の若者です。1人1台携帯電話を持つようになり、さらにスマートフォンの普及率も年々増加しています。若者が多いベトナムマーケットは、新しいテクノロジーが受け入れられやすいのです。
ベトナム人が一日のうちスマートフォンに費やす時間は5時間15分。
そのうち28.4%の時間をソーシャルメディアアプリに費やしています。
出典:We Are Social & Meltwater (2024)、「デジタル 2024 ベトナム」
いかがでしたでしょうか?これらのデータからベトナム人のSNS好きが垣間見えたのではないでしょうか。
ベトナム人にとってSNSは大きな影響力を持つものだということがわかります。SNSをうまく使うことがベトナム人へ情報を届ける近道です。
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