人材不足が深刻な日本。今後も外国人材を頼りにする分野が多くなってくるでしょう。そんな人材不足の日本を支えてくれる外国人材の中でもひときわ注目されているベトナム。法務省 出入国在留管理庁によると、技能実習生はベトナム人が半数以上を占め、トップとなっています。今後、技能実習制度の変更が進むことにより、より外国人材が長期的に日本国内で活躍できる環境構築が期待されています。長期的に日本国内で活躍する外国人材が増えることは、日本市場にも変化をもたらすでしょう。
LocoBeeでは、互いの文化を尊重しつつ、ともに発展する共生社会を創造することを目指しています。今回LocoBeeでは、日本で働くベトナム人の技能実習生および元技能実習生の現状及び意識を調査するため、アンケートを行いました。
調査時期：2023年12月〜2024年1月
調査対象：日本に在留するベトナム人技能実習生および元技能実習生
調査方法：Googleフォームアンケート
有効回答数：119名（内訳：技能実習生77名、元技能実習生42名）
今回のアンケート回答者は以下の通りです。
現在日本で働いている20代を中心とした若者がアンケートに回答してくれました。
物価高騰が叫ばれる昨今、日本で暮らすベトナム人技能実習生の生活費はどのくらいなのでしょうか。一番多かったのが5万円〜10万円。どんなに節約したとしても、日本で生活するにはある程度の出費が必要になります。
日本の運転免許を持っているのは11%でした。外国人材特定技能の対象が「自動車運送業」にも広がるかもしれないとの動きが出ています。もし特定技能で「自動車運送業」が追加されたとしたら、運転免許取得率がもっと高まる可能性があります。
日本での生活、やはり一番困っていることは生活費の高さ。私たち日本人も物価高で生活費の上昇には頭を悩ませるところです。それに次いで住居の狭さが挙げられます。ベトナム人は友人などと部屋をシェアして住むことも多いため、日本の賃貸住居は少々狭く感じるでしょう。ベトナム現地では移動はほぼバイクのため、日本に慣れるまでは電車やバスの移動に戸惑うことも多いようです。また、自国の食品も専門店でないとなかなか購入が難しいのが現状です。
仕事で困っていることの第1位は給与について。稼ぎたい！と思って来日している人が多いため、給与についての問題はシビアです。日本で働くにあたり、日本語の上達を期待している人も多いのですが、仕事で日本語を使う場面がなく、日本語力の向上が見込めない職場の場合もあり、せっかくの向上心が空回りしてやる気の減少につながることもあるようです。
技能実習生の仕事は現場仕事が多いため、体力的な問題も出てきます。
ここでご紹介した結果以外にも
・技能実習生が持つJLPT資格について
・技能実習期間が終わったらどうするか
・技能実習で就きたい仕事
・日本で仕事をしてよかったこと
・日本の情報収集方法
…など、技能実習生の意識や実情についてのアンケート結果もございます。
詳しくは以下より「技能実習生アンケート結果希望」と記載し、お問合せください。
▽お問合わせはこちら
https://locobee.co.jp/contact/
▽今回の結果についてのプレスリリースはこちらからご覧ください。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000120.000033532.html
今後もLocoBeeではベトナム人の動向に注目し、皆様に最新情報をお伝えしていきます。